これからも地域と歩み続けるために
全国28事業所の社員たちが地域に寄り添い歩んで重ねたのは、70年という歳月。
時代の移ろいのなか、変化を捉え、技術を身に付け、価値を創造し続けていく。
クライアントと苦楽をともにしてきた幾星霜がそこにあるから。
「こんどは、いつ帰ってくるの?」
家業を継いだ故郷の友人からの久しぶりの着信。
人づてに苦労していると聞いていたけど、
おもったより、声には張りがある。
なんでも新商品のPRにてんてこ舞いらしい。
背後から聞こえるのは、懐かしい夏祭りのお囃子。
それぞれの場所に、それぞれの営みの輝きがある
「わぁ、おいしそうだね! このお店にしようよ!」
商店街で前を歩いている家族連れが
お父さんのスマホをのぞきこんでいる。
娘の一声で、今日のランチが決まったようだ。
よさそうな店を見つけ、得意げなお父さんの顔。
手元に飛び込んでくる情報を活用した、休日の情景。
新しい技術はみんなを笑顔にする
「当店は感染防止対策を実施しています」
手を触れる、腰掛ける―― 外出するたび、
そうした場所が気になる日々のなか、
立ち寄った先で目にとまった表示の貼り紙。
おもいっきり仕事に集中し、休日は外出を楽しむ
そんな毎日を取り戻すための、決意のあらわれだ。
それは人々に、ちょっとした勇気をあたえてくれる